「ぷらら光」 vs 「ドコモ光」
*2015年10月13日更新版。
「フレッツ光」の回線を利用した光コラボがスタートしました。今回の記事では、両者に電話で聞いたことなども踏まえて、光コラボの光回線「ぷらら光」と「ドコモ光」の特色や口コミ・評判など比較してみました。
結論から言うと?
光回線の月額料金は、双方同じくらいのようです。
ですが、セット割の合計料金については、「ぷらら」の方が格安になると思われます。「ぷららモバイルLTE」は格安SIM(MVNO)。たとえば、格安SIM「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」の特色は以下のとおりです。
・月額料金は 2,760円(税抜)
・通信速度は最大3Mbps
・通信量の制限なし
「ぷらら光」は最低利用期間なし
「ぷらら光」の最大の特色のひとつは、最低利用期間がないこと。なので、解約違約金もありません。
「ぷらら光」の料金は?
「ぷらら光」の月額料金は次のとおりです。
〇 集合住宅向け(東日本エリア)
3,888円(税込)
〇 戸建て向け(東日本エリア)
5,184円(税込)
※ フレッツ 光ネクストギガファミリー・スマートタイプ/ギガマンション・スマートタイプに相当する回線を利用する場合、別途機器利用料 300円(税込 324円)が発生します。
※ 初期費用として、事務手数料 3,000円(税込 3,240円)が別途かかります。
「ぷららモバイルLTEセット割」とは?
「ぷららモバイルLTE」の対象プランと「ぷらら光」をセットで利用すると、「ぷららモバイルLTE」と「ぷらら光」の利用料金の合計から、LTE1回線につき200円(税込216円)、最大5回線1,000円(税込1,080円)が割引になります(「ぷららモバイルLTEセット割」)。
「ぷららモバイルLTE定額ライトプラン(音声通話プラス)セット」の場合、料金は次のとおりです。
〇 集合住宅むけ
・「ぷらら光」+「LTE 1回線」: 5,400円
〇 戸建むけ
・「ぷらら光」+「LTE 1回線」: 6,696円
「ぷらら光」の料金や解約違約金については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【最新まとめ】 料金と解約違約金 【ぷらら光】
「ドコモ光」の実測速度は?
twitterを調べてみますと、次のようなスピードテストの結果が見受けられます。
・下り 384・28 Mbps
・上り 460・02 Mbps
(参考)
・twitter:NTT東日本フレッツ光のBB.exiteからドコモ光のBB.exiteに変更したら
(2015年3月30日)
「ドコモ光」の料金はどうなの?
「ドコモ光」の月額料金(回線利用料と接続事業者(ISP)への接続料を合わせた料金)は、3,800円(マンションタイプ)~ 5,400円(戸建タイプ)程度。
セット割「ドコモ光パック」では、最大 3,200円の割引になります。「ドコモ光パック」は、「ドコモ光」と「スマホ等のパケットパック」をセット申し込むと、割引が適用される仕組みになっています。
ですが、その一方で、「ドコモ光パック」は、容量が少ないパケット料金プランであればあるほど、割引額が減っていきます。
ドコモ光の料金プランについては、次の記事でまとめています。
・【最新まとめ】 料金と解約違約金 【セット割「ドコモ光パック」】
光コラボのシェアは?
総務省が2015年3月~4月にアンケートを実施したところ、光コラボのシェアは以下のようになったということです。
1位 ドコモ光 46・6%
2位 OCN光 18・1%
3位 ソフトバンク光 7・5%
光コラボのシェアについては、次の記事をご覧ください。
・【まとめ】 光コラボのシェアは? 【比較】
「光コラボ」って何?
「ドコモ光」も「ぷらら光」も、光コラボレーションモデル(光コラボ)という仕組みを使っています。
NTT東日本とNTT西日本が、「フレッツ光」の光回線を様々な業者に卸提供するのが、「光コラボレーションモデル」(光コラボ)。光コラボはFVNO(仮想固定通信事業者)の一種。FVNOは、MVNO(格安SIM)の固定回線版といったところでしょうか。
光コラボについては、次の記事で解説しています。
・【ゼロからわかる】 光コラボレーションモデル (光コラボ)
「フレッツ光」からの乗り換えも可能
すでに「フレッツ光」を利用中のユーザーについては、利用環境を変更することなく、契約形態のみ変更する「転用手続き」ができます。
関連記事
・【最新まとめ】 ドコモ光 【特色,口コミ・評判】
・【安いのはどっち?】「ドコモ光パック」 vs 「auスマートバリュー」(料金,比較)
・【疑問解消】 「光コラボ」と「フレッツ光」の違いは何?