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2015年1月10日土曜日

【光回線ならどっち?】「ドコモ光」 vs 「BBIC光」(比較,口コミ・評判)

「ドコモ光」 vs 「BBIC光」

*2015年4月22日更新版。

2015年3月1日から、「フレッツ光」の回線を利用した「ドコモ光」がスタートします。今回の記事では、「ドコモ光」と 「BBIC光」(ビビック光)の特色、口コミ・評判を比較してみました。


結論から言うと

個人で利用する場合には、ネット回線の安定度や快適さを求めるなら「ドコモ光」、安さを重視するなら「BBIC光」ということになりそうな印象です。

ただし、「ドコモ光パック」では、家族で「スマホ等のパケットシェア(共有)プラン」を申し込む人などについては、最大 3,200円と、魅力的な割引額を打ち出しています。


「ドコモ光」って何?

「ドコモ光」のサービスは、携帯電話とセットで割引になること等を除けば、基本、「フレッツ光」のサービスと同様と考えられます。

念のためですが、「フレッツ光」(FLET'S光)はNTT東日本NTT西日本が運営しているインターネット回線(光回線)サービス。ですが、プロバイダとして、とくとくBB(GMO)やOCN、Yahoo!BB、ぷらら、@nifty、BIGLOBE、So-net といったところも窓口となってサービスを提供しています。

「ドコモ光」については、当ブログの次の記事で掘り下げています。

【最新まとめ】 ドコモ光 【特色,口コミ・評判】


「光コラボ」って何?

「ドコモ光」は、光コラボレーションモデル(光コラボ)という仕組みを使っています。

NTT東日本とNTT西日本が、「フレッツ光」の光回線を様々な業者に卸提供するのが、「光コラボレーションモデル」(光コラボ)。光コラボはFVNO(仮想固定通信事業者)の一種。FVNOは、MVNO(格安SIM)の固定回線版といったところでしょうか。

「光コラボ」については、次の記事でまとめています。

【ゼロからわかる】 光コラボレーションモデル (光コラボ)


光回線のシェア1位は OCN の「フレッツ光」

OCN(NTTコミュニケーションズ)のサイトを見てみますと、もっとも加入者が多い光回線は、OCNの「フレッツ光」なのだそうです。私自身もOCNの「フレッツ光」を利用していますが、回線が比較的安定していて快適だと思います。


「フレッツ光」の口コミ・評判は?

たとえば価格.comから「GMOとくとくBB」と「OCN」のレビューを抜粋すると、次のようなものがあります。

〇 GMOとくとくBB

  「最安値価格帯のプロバイダだと思います。
    (中略)
    最初は安いだけかと思っていましたが、お薦めのプロバイダです。

〇 OCN

  「通信業者では最大なので信頼性が高いと思います。」


「BBIC光」ってどうなの?

「このまま使い続けていこうと思っています。複数年契約ではなく、使用年数に応じて料金が下がることを期待します。」

価格.comで「BBIC光」のレビューを見てみますと、上記のような書き込みが見受けられます。

以下も、価格.comからの抜粋です。

「他のプロバイダーより低価格だと確信しています。。」

「満足しています。時々遅くなる時がありますが。」

「遅くは無いですが速いとも言えません。」

(参考)
価格.com:BBIQ(ビビック) クチコミ・評判


「BBIC光」とは

「BBIC光」は、九州通信ネットワーク株式会社(略称:QTNet)が運営する光回線。九州通信ネットワークには、九州電力が出資しています。本社は福岡市中央区天神にあります。

(参考)
wiki:九州通信ネットワーク


「BBIC光」は九州・沖縄圏で人気

価格.comのランキングでは、
九州・沖縄圏の「光回線 戸建部門」で満足度1位「光回線 マンション部門」では3位です。

〇光ファイバー「戸建て部門」

  1位 BBIC
  2位 au ひかり(au one net)
  3位 フレッツ光(OCN)

〇光ファイバー「マンション部門」

  1位 フレッツ光(@nifty)
  2位 フレッツ光(OCN)
  3位 BBIC

(参考)
価格.com:プロバイダ満足度ランキング2013 九州・沖縄


料金比較

〇 「BBIC光」

「BBIC光」の通信料金は、公式ページによれば、次のとおりです。

・「BBIC光インターネット ギガコース」(戸建)

  合計 : 月額 4,700円
  (つづけて割ビッグの場合、プロバイダ料込み)

〇 「ドコモ光」

「ドコモ光」の月額料金(回線利用料と接続事業者(ISP)への接続料を合わせた料金)は、3,800円(マンションタイプ)~ 5,400円(戸建タイプ)程度

セット割「ドコモ光パック」では、最大 3,200円の割引になります。「ドコモ光パック」は、「ドコモ光」と「スマホ等のパケットパック」をセット申し込むと、割引が適用される仕組みになっています。

ドコモ光の戸建て向け・料金一体型「タイプA」(月額 5,200円)の場合ですと、最も大容量の「パケットパック30」(30GB/月、月額 2万2,500円)を契約した場合は「光シェアパック30」(月額 2万4,500円)が適用され、月額 3,200円の割引となります。

ですが、その一方で、「ドコモ光パック」は、容量が少ないパケット料金プランであればあるほど、割引額が減っていきます

ドコモ光の料金プランについては、当ブログの次の記事でまとめています。

【最新まとめ】 ドコモ光の料金プラン (docomo 光 セット割)


「ドコモ光」の実測速度は?

twitterを調べてみますと、次のようなスピードテストの結果が見受けられます。

・下り 384・28 Mbps
・上り 460・02 Mbps

(参考)
twitter:NTT東日本フレッツ光のBB.exiteからドコモ光のBB.exiteに変更したら
  (2015年3月30日)


速度比較

以下は、「フレッツ光」と「BBIC光」の速度比較になります。

〇 「フレッツ光」

私は2014年11月までは「マンション・ハイスピードタイプ(ミニ)」(最大速度 200 Mbps)だったのですが、11月29日(土)の午前中の計測では次のような速度でした。

・下り速度 : 95・0 Mbps
・上り速度 : 92・8 Mbps

※ 価格.comの「スピードテスト・回線速度診断」で測定。

「ギガマンション・スマートタイプ(ミニ)」(最大速度 1Gbps)にコース変更してからの実測速度は以下のようになりました(測定日時は 12月1日(月)の午後)。

・下り速度 : 456・3Mbps
・上り速度 : 231・6Mbps

※ 「Radish Network Speed Testing」で測定。

〇 「BBIC光」

価格.comには以下のような実測結果が見受けられます。

「下り速度 :45.9M(45,933,428bps)、上り速度 :42.9M(42,868,924bps)
 普通に使用する分には十分と思う」

「有線で昼間には下り86Mbps,上り70bps、夜間は下り17Mbps,上り15Mbps。
 無線で昼間上り下り共40Mbps、夜間は下り30Mps,上り10Mbps。
 概ね満足だが昼間と夜間でのバラツキは大きい。」


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