「@nifty光」vs「ドコモ光」
*2016年7月11日更新版。
今回の記事では、「光コラボ」の光回線「ドコモ光」と 「@nifty光」の特色や口コミ・評判について比較しました。
光回線の利用料金は同じくらい?
光回線の月額利用料金については、両者、あまり変わらない印象です。
ニフティの最近の動きを見ますと、格安SIM(MVNO)にかなり力を入れ始めています。
一方、ドコモについては、家族で共有プランを使っている人やずっとドコモを使い続けている人に有利な価格設定になっています。
セット割「ドコモ光パック」は、スマホ等と光回線のセット。なので、いったん契約してしまうと、いざ格安SIMや格安スマホを使ってみたいと思っても、利用しづらくなるという点を念頭におく必要がありそうです。
ドコモとニフティの料金の比較について、くわしくは次の価格.comの記事が参考になります。
(参考)
・価格.com:話題の「光コラボ」はセット割引がお得! スマホの料金も下げられる
「@nifty光」の料金
光回線の月額料金は、「@niftyでフレッツ光を利用している人の場合」、次のとおりです。
〇 ホームタイプ
5,000円(25か月目以降は5,200円)
〇 マンションタイプ
3,850円(25か月目以降は3,980円)
※ 24か月間の月額料金は、2015年3月1日~2015年8月31日までに@nifty光に乗り換えた人が対象。
「@nifty光」の料金と解約違約金については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【最新まとめ】 料金と解約違約金 【@nifty光】
ニフティ、「機器セット割」と「@nifty接続サービス セット割」を開始
光回線「アット・ニフティ光」スタートに向けての布石なのでしょうか。ニフティが2015年2月1日から「機器セット割」と「@nifty接続サービス セット割」を開始。加えて、格安SIM(MVNO)の料金を値下げしています(値下げは4GBプラン、7GBプラン、SMSオプション)。
セット割の対象と内容は次のとおりです。
○ 「機器セット割」
・対象 : 「NifMo」スマホセットを申し込んだ人
・内容 : 利用開始月の翌月を起算月として24カ月間、NifMoデータ通信プラン料から200円/月(税抜)を割り引き
〇 「@nifty接続サービス セット割」
・対象 : 以下の@nifty接続サービスを契約した人
@nifty光ライフ with フレッツ、@nifty光 with フレッツ、Bフレッツコース、@nifty auひかり、@nifty コミュファ光、ADSL接続サービス、フレッツ・ADSL(スペシャルコース含む)
・内容 : NifMoデータ通信プラン料から200円/月(税抜)を割り引き
(参考)
・ニフティのプレスリリース:ニフティ、2月1日(日)にMVNOサービス「NifMo」利用料金の改定と、「機器セット割」「@nifty接続サービス セット割」の提供を開始
(2015年1月29日)
「ドコモ光」の実測速度は?
twitterを調べてみますと、次のようなスピードテストの結果が見受けられます。
・下り 384・28 Mbps
・上り 460・02 Mbps
(参考)
・twitter:NTT東日本フレッツ光のBB.exiteからドコモ光のBB.exiteに変更したら
(2015年3月30日)
「ドコモ光」の料金はどうなの?
「ドコモ光」の月額料金(回線利用料と接続事業者(ISP)への接続料を合わせた料金)は、3,800円(マンションタイプ)~ 5,400円(戸建タイプ)程度。
セット割「ドコモ光パック」では、最大 3,200円の割引になります。「ドコモ光パック」は、「ドコモ光」と「スマホ等のパケットパック」をセット申し込むと、割引が適用される仕組みになっています。
ですが、その一方で、「ドコモ光パック」は、容量が少ないパケット料金プランであればあるほど、割引額が減っていきます。家族割引(シェアパック)を利用しない個人については、「ドコモの利用者なら多少安くなる程度」の印象です。
セット割「ドコモ光パック」については、次の解説しています。
・【最新まとめ】 料金と解約違約金 【セット割「ドコモ光パック」】
「光コラボ」のシェア1位は「ドコモ光」
MM総研が、2016年6月7日、2015年度のブロードバンド回線事業者の加入件数調査の結果を発表。光コラボのシェアでは、NTTドコモが33.4%で1位を獲得。光コラボは、NTTドコモとソフトバンクで約 6割、大手ISPを含む上位10社で約 9割のシェアを占め、大手通信事業者に集中する結果になりました。
「光コラボ」のシェアについては、次の記事をご覧ください。
・【光コラボ】 ドコモ光がシェア1位に
「光コラボ」って何?
「ドコモ光」も「@nifty光」も、光コラボレーションモデル(光コラボ)という仕組みを使っています。
NTT東日本とNTT西日本が、「フレッツ光」の光回線を様々な業者に卸提供するのが、「光コラボレーションモデル」(光コラボ)。光コラボはFVNO(仮想固定通信事業者)の一種。FVNOは、MVNO(格安SIM)の固定回線版といったところでしょうか。
光コラボについては、次の記事でまとめています。
・【ゼロからわかる】 光コラボレーションモデル (光コラボ)
「フレッツ光」からの乗り換えも可能
すでに「フレッツ光」を利用中のユーザーについては、利用環境を変更することなく、契約形態のみ変更する「転用手続き」ができます。
「フレッツ光」と「光コラボ」の違いについては、次の記事で解説しています。
・【疑問解消】 「光コラボ」と「フレッツ光」の違いは何?
お知らせ
facebook もやっています。よろしければのぞきに来てくださいね。
・facebook:ゼロからわかるドコモ光
・facebook:ゼロからわかる光コラボ
フレッツ光の方が安いケースも?
お手頃価格な「光コラボ」ではありますが、「フレッツ光」の方が安くなるケースもありそう。
たとえば、プロバイダ「GMOとくとくBB」のフレッツ光の場合ですと、NTT東日本の月額料金が 3,450円(マンションタイプ・プラン1)、とくとくBBのプロバイダ料金が月額 530円(税抜)。ですが、「最大12か月間プロバイダ料金無料、2年間で最大1万6,800円割引(東日本のギガファミリータイプの場合)」などというキャンペーンをしていたりします。
ですので、「フレッツ光」なども一緒に比較検討してみると、よりよいと思います。
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