「OCN光」 vs 「ビッグローブ光」
*2015年10月13日更新版。
「フレッツ光」の回線を利用した光コラボがスタート。そこで、「OCN光」と 「ビッグローブ光」に電話でサービス内容について聞いてみました。今回の記事では、電話で聞いた内容も踏まえて、両者の特色や口コミ・評判などを比較してみました。
どちらも格安
どちらもしっかりした企業が運営していますので、格安で満足度の高いサービスになるのではないかと思います。
光回線の月額料金では、OCNの方が安い印象。
ですが、ビッグローブは、2015年4月1日~2015年5月31日に申し込んだ人対象に、「新規申し込みで1万円キャッシュバック」というキャンペーンを実施しています。
「OCN光」と「ビッグローブ光」の料金の比較について、くわしくは次の価格.comの記事が参考になります。
(参考)
・価格.com:話題の「光コラボ」はセット割引がお得! スマホの料金も下げられる
光回線の月額料金比較
「OCN光」の月額利用料金は以下のとおり。
・ファミリータイプ : 5,100円
・マンションタイプ: 3,600円
※ 上記は2年自動更新割引プランの料金。
※ 料金は税別。以下同様です。
一方、「ビッグローブ光」は、戸建て向けがネット接続料込みで月額 5,180円、マンション向けは月額 4,080円(ともに税別)。
月額料金を比較するとOCNが安いですが、ビッグローブは、2015年4月1日~2015年5月31日に申し込んだ人対象に、「新規申し込みで1万円キャッシュバック」というキャンペーンを実施しています。
「OCN光」は2月5日からスタート
「OCN 光」(NTTコミュニケーションズ)は、2015年2月5日から受付・提供スタートです。
「OCN光」は新規・転用ともに可能
「フレッツ 光ネクスト」を契約しておらず、新たに「OCN 光」を契約する「新規」と、契約中の「フレッツ 光ネクスト」を「OCN 光」に変更できる「転用」の2種類の申し込みを受け付けています。
「OCN光」の特徴は?
プレスリリースによれば、「OCN光」の特徴は次の3点。
・モバイル、自宅のインターネットや電話をまとめることで、お得な料金を実現
・各種手続き・お問い合わせはNTT Comが一元対応
・「おまかせマルチパック」により初心者でも安心で便利なスマートデバイスの利用が可能
「OCN光」の「おまかせマルチパック」って何?
「おまかせマルチパック」は、初心者向けのオプション。
内容は次のとおりです。
・PCやスマホ、タブレット等での初期設定や問合わせ対応を電話や訪問でサポートするサービス
・マルチデバイス対応のセキュリティサービスである「マイセキュア for マルチデバイス」
・どこからでも利用できるデータストレージサービス「マイポケット」
「OCN光」の解約違約金は 11,000円
契約更新月の間に申し出がない場合は、24カ月単位の利用期間で自動更新。契約更新月以外に解約した場合、11,000円(不課税)の違約金がかかります。
「OCN光」の料金と解約違約金については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【最新まとめ】 料金と解約違約金 【OCN光】
「OCN モバイル ONE」とセットで200円引き
格安SIM(MVNO)「OCN モバイル ONE」(70MB/日コース)とのセットで1契約につき 200円引きになります。
(参考)
・プレスリリース:光回線とインターネット接続を一括提供する「OCN 光」の提供開始
(2015年2月4日)
もっとも加入者の多い光回線は「OCN フレッツ光」
OCN(NTTコミュニケーションズ)のサイトを見てみますと、もっとも加入者が多い光回線は、OCNの「フレッツ光」なのだそうです。私自身、OCNのフレッツ光を利用していますが、回線が安定していて快適なのがいいと思います。
OCN「フレッツ光」の口コミ・評判は?
たとえば価格.comからOCN「フレッツ光」のレビューを抜粋すると、次のようなものがあります。
「通信業者では最大なので信頼性が高いと思います。」
ビッグローブ光が2月1日からスタート
BIGLOBEは、2015年2月1日から「ビッグローブ光」をスタートさせました。
ビッグローブ光の特色
公式ページによれば、ビッグローブ光の特色は次のとおりです。
・高速・高品質(最大速度1Gbps)
・365日サポート
・低価格
・セキュリティ(迷惑メールチェックが無料など)
ビッグローブ光のセット割
「ビッグローブ光」とスマホ「うれスマ」のセットで、「うれスマ」の月額料金が 200円引きになります(月額料金が 2,780円・税別に)
「ビッグローブ光」は、ビックローブの格安スマホとセットで使えば、光回線とスマホのデーター通信料金を合計月額7千円(税抜)くらいにまで節約することが可能(光回線がマンションタイプのコースの場合)です。
「ビッグローブ光」の料金と解約違約金については、次の記事をご覧ください。
・【最新まとめ】 料金と解約違約金 【ビッグローブ光】
光コラボのシェアは?
総務省が2015年3月~4月にアンケートを実施したところ、光コラボのシェアは以下のようになったということです。
1位 ドコモ光 46・6%
2位 OCN光 18・1%
3位 ソフトバンク光 7・5%
4位 ビッグローブ光 5・7%
5位 ソネット光コラボ 5・2%
光コラボのシェアについては、次の記事をご覧ください。
・【まとめ】 光コラボのシェアは? 【比較】
格安SIM(MVNO)比較
OCNもBIGLOBEも人気の格安SIM(MVNO)も扱っています。
MCAが2014年10月に実施したネットユーザーへのアンケート結果は次のとおりです。
1位 OCN モバイル ONE
2位 IIJmio
3位 BIGLOBE 3G・LTE (うれスマ)
4位 BIC SIM (ビックシム)
5位 b-mobile
(参考)
・ケータイWatch:格安SIMの利用者シェアトップは「OCNモバイルONE」、利用者の満足度評価1位は「IIJmio」
(2015年1月16日)
私は格安SIM(MVNO)「OCN モバイル ONE」を使っているのですが、サイト・チェック程度であれば、かなり便利です。
光コラボとは
「ドコモ光」も「ビッグローブ光」も、光コラボレーションモデル(光コラボ)という仕組みを使っています。
NTT東日本とNTT西日本が、「フレッツ光」の光回線を様々な業者に卸提供するのが「光コラボレーションモデル」(光コラボ)です。光コラボはFVNO(仮想固定通信事業者)の一種。FVNOは、MVNO(格安SIM)の固定回線版といったところでしょうか。
光コラボについては、次の記事で解説しています。
・【ゼロからわかる】 光コラボレーションモデル (光コラボ)
「フレッツ光」からの乗り換えも可能
「光コラボ」では、すでに「フレッツ光」を利用中のユーザーについては、利用環境を変更することなく、契約形態のみ変更する「転用手続き」ができます。
関連記事
・【光コラボならどっち?】「OCN光」 vs 「ドコモ光」(比較)
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・【疑問解消】 「光コラボ」と「フレッツ光」の違いは何?